弦はずっとニッケルしか使ってこなかったんですが、最近はステンレスを使っています。
過去のニッケル弦れびゅ↓
ルルのプレベには044, 062, 085, 105
スティングレイには045, 065, 085, 105
を張っています。
【いいところ】
・ステンレスなのに手触りたいしてザラザラじゃない。
・生音はちょっとカリカリするけど、アンプやヘッドホンからの音は全然バキバキでもシャラシャラでもジャリジャリでもなく、太くて速くてアルデンテ。
・使い込んでいっても錆びにくい(これはステンレスだから当たり前)。
・使い込んでいっても、何というか、ピッキングに対する反応が元気というか、弾力が失われず、立ち上がりが鈍くならない。
・使い込んで音が丸くなっても、スラップのプルはしっかりパキンと鳴る。
あとは過去のニッケル弦レビューと概ね一緒です。
ココはニッケル弦も寿命が長いというか、使い込んでからが本番!的な部分が特徴的だと感じていましたが、ステンレスはさらにですね。
張って一か月くらいで完全に馴染み、そこから半年でも、下手すると1年でもおいしい音と気持ちの良い弾き心地が続きます。
以前から「ココのステン弦はいいぞ」という噂をあちらこちらで見聞きして気になっていたことと、スティングレイがステンレスフレットなので、フレットの摩耗を気にせずステンレス弦を張ってみてもよいのでは?との思い付きとからチャレンジしてみたところ、ニッケルシルバーフレットのルルにも是非張りたいと思うほど素晴らしい弦でした。
大人しめの音なので、ゴリラピッキングやゴリラスラップ主体の方には合わないかも知れません。
普通のニッケルシルバーフレットのベースでも、指弾きがメインの方にはおすすめです。
押さえ方と弾き方が正しければ(という表現が適切かは不明ですが)、フレットの減りがそこまで気になることはないと考えています。
へば。