My new gear…
イギリスのアンプメーカー【Trace Elliot】より"Transit B"というマルチ?プリアンプ?オールインワン?なペダルです。
2017年のNAMMで発表された、トレースにしては新作のアイテムですね。
先日スリーピースのロックバンドで演奏する機会がありまして、画像の通り足下はこれ一台で臨みました。
運搬やセッティングの楽さ込みで、大変満足でした。
フットスイッチは左から、
①ミュート(長押しでチューナー)
②ハイとローで個別に設定できるデュアルバンドコンプ
③コンプの前か後かを選べる5バンドEQ
④原音ブレンド付きの歪み
となっています。
加えて足では踏みにくいですが、
①スーパーローをガツンと増強するベースエンハンスメントスイッチ
②EQの位置(コンプの前か後か)の切り替えスイッチ
③入力インピーダンス切り替えスイッチ
もあります。
プリシェイプは、せっかくこのペダルを使うなら常時オンがおすすめです。
まあ多機能なので、プリシェイプはあくまでもオプションという捉え方もあるとは思いますが、オンの音が気に入ってナンボ、そうでなければこのペダルである必然性は薄れるかなと思います。
歪みはあまり激しい感じではなく、あたたかみや太さ、ふくよかさを与えてくれる程度の使い方に向いていると感じました。
真空管のエミュレートらしいですが、超リアルな真空管サウンド!かどうかは割とどうでもよくて、ライン臭の解消には大変効果的です。
エンハンスの音は使いどころあるんか?と思っていたんですが、ピック弾きでもボトムがどっしりして、なかなかよかったです。
とはいえ押す頻度は高くはならないでしょうね。
レゲエとかダブとかで使ってみたいですね。
今回はピックでガンガン行くような曲ばかりでしたが、コンプの効きといいプリシェイプといい、是非ファンキーな編成でも使ってみたいペダルですね。
最近のプリアンプペダルにはヘッドホンアウトのあるものも多いですが、AUXインまであると自宅練習もより捗りますね。
DIアウトもプリ/ポストがあり、LINEアウト/INSTアウト(レベル違い)もあり、インターフェイスや他のペダルとの接続も柔軟に対応できそうです。
初期JamiroquaiのStuart Zenderが大好きで、彼が当時使っていたアンプがトレースだ、というだけの理由で、トレースにはずっと憧れというか興味がありました。
そんなわけで、このペダルも発表当時から存在は知っていて、気になっていたんですよね。
ようやく手に入れることができてうれしいです。
以上~!