またしてもシールドケーブルを作ったので、徒然なるままに書き散らします。
ドイツのSommer Cable (ゾマー・ケーブル)というメーカーのThe Spirit XXLというモデルに、Neutrikの定番金メッキプラグを組み合わせました。
ちなみに以前の記事で書いたバキバキイエローのBelden 8412は手放しました。
Mogami 2524にAmphenolのプラグを組み合わせたケーブルをメインで使ってきたので、今回もそれとの比較を交えながらレビューしてみます。
・音がカッコいい
スラップのプルなんかは、Mogami×Amphenolの方が高域がパキーンときます。
が、その分指弾きではカチカチいうフレットノイズが鬱陶しくもありました。
Sommer×Neutrikの方が重心が低く、ガツンと太い芯が感じられます。
レンジは十分に広いけど、それによって音が散っちゃったり薄まっちゃったりは全然してないって感じです。
立ち上がりもスピード感があって、ピッキングした瞬間にドーンと鳴ってくれる感じが大変好印象です。
・取り回しがいい
MogamiとSommer、どちらもしなやかでサラっとしており、取り回しはラクです。
が、Mogami 2524が外径6mmに対しSommerは6.8mmと、一回り太くなっているにもかかわらず、非常に軽量であることに驚きました。
2524も十分に快適ですが、それを上回るSommerがすごい。
・見た目がちょっと変わってる
これはメリットといえるものかアレですが、皮膜が透明でシールド線が透けて見えます。
知人は「深海魚みたい」と言っていました。わかる。
個人的にはカッコいいと思っております。
・シールドが編み線
これもデメリットといえるものかアレな話ですが。
やはりスパイラルシールドと比べると、ほぐすのが面倒ですね。
まあ作るときだけの話なんで、はい。
近年ギター/ベースオタクに大人気なだけのことはありますね!
おすすめです。
ではこんなところで。