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MUSIC MAN StingRay Special

昔から憧れ続けていたにも関わらず、何故か今まで1本も購入したことがなかったスティングレイを、ついに買ってしまいました。

 

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2018年頃に大幅にリニューアルした、StingRay Specialってやつです。

まあ購入したのは3月頃なんですが。

 

【スペックを簡単に】

主に「以前までの所謂"現行品"からの変更点」として、

・3.88kgのアッシュボディ

・ローステッドメイプルネック

・ミディアムジャンボのステンレス22フレット

・新開発のリアハム1発 マグネットはネオジウム コイルはパラレル

・新開発の18V駆動ブースト/カット3EQプリアンプ

・5点留めヒールカットジョイント

・新設計の軽量ペグ(SchallerのOEMかな?)

・表通しでサドル横のアンカーがなくなったブリッジ

 

こんなところでしょうか。

 

 

【いいところ】

・スティングレイの音がする

まあ当たり前なんですが…。

と言っても「スティングレイの音」なんて人によりけりでは?という気もしますが、レッチリとレイジを弾きたい自分としては申し分なく感じました。

硬く、パワフルで、尖っていて、これぞという音だと思います。

 

ただ、PUとプリアンプの変更のおかげか、所謂かつての"現行品"でよく言われた「ローカット」と「G弦のショボさ」は改善されていました。

全弦しっかり出力されますし、ローもどっしりしてます。最高。

 

・軽い(3.88kg)

かつてのスティングレイには4kg台後半のものも多いですが、リニューアル後のスティングレイは平均重量がこんなもんらしいです。

ヘッド落ちもなく、十分快適です。

また、かつてはボディ材としてアルダーやポプラも使用されており、塗りつぶしだと使われている木材が分からなかったのですが、StingRay Specialはすべてアッシュボディだそうです。

 

・ホイール式のトラスロッドナット

これは"現行品"の頃からですね。

ぴったりの六角レンチやロッドナット用のドライバーがなくても、太さと硬さがいい感じの棒さえあればロッドが調整できます。

穴や溝がナメてしまう心配もなく、いいシステムだと思います。

 

・ローズウッド指板

これはもう完全に好みですね。

元々「アッシュボディ×ローズ指板」のベース(ギターも)が好きがちなんですが、お店での試奏時にメイプル指板のものと弾き比べさせてもらい、やはりローズだ!と思ったのでこちらに。

 

・ステンレスフレット

減らない、曇らない、ツルッツル。最高。

 

・22フレット

 「20じゃなくて21フレットほしい!」ってのはいつもなんですが(RHCPのBy the wayで21フレを使うから。それだけ。)、24F~の楽器はあんまりグッと来ないんです。主観でしかないですね。

 

【ちょっとアレなところ】

・ブリッジ、穴を通すのが面倒くさい

これはもう慣れというか、ただの贅沢なんですが…。

 

ルルもコッポロもHipshot製のブリッジを搭載しておりまして、どちらも同社お得意の「クイックリリース」機構を備えております。

わざわざ弦を端から端まで穴に通さなくても、ボールエンドを溝に引っ掛けて固定できるんですね。

「試しにフラット弦を張ってみる」とかしたいので、ペグポストに巻き巻きした部分を伸ばさなくても弦を外せるブリッジに替えたいな~と思っています。

 

そんなところでしょうか。

ではまた。