前回までに
・コンデンサーの交換
・スムーステーパーボリューム化
と、電装系について紹介してきましたが、
今回はちょっと細かい部分の話です。
【ESP Finger Rest】
フィンガーレストってありますよね。
古き良きFender系のベースについている樹脂製のアレ。
アレあまり好きじゃないんですよね。
そこでこいつを試してみました。
【アポヤンドと仮想B弦】
簡単にいうと、最低音弦でアポヤンドが自然にできます。
例えばE弦に親指を置いて、A弦をピッキングしたとします。
したらピッキングした指は、E弦に当たって止まりますよね?
そのとき、ピッキングした指と親指との間って、E弦1本分しか離れていませんよね?
普通の樹脂製のアレだと、最低音弦をピッキングした指がレストに当たって止まるのはいいんですが、ピッキングした指とレストに置いた親指との距離が、厚みの分だけ遠いんですよね。
そこが嫌な感じだなあ~と思ったんです。
ESP Finger Restだと、親指を置く部分の厚みが3mm≒0.118inchなので、B弦1本分に近いわけです。
さらに金属製で、且つその3mmの部分はフチが丸みを帯びているので、指の当たる感覚がなおさら“仮想B弦”っぽいんですよ。
すごく自然に“追加された最低音弦に指を置いてアポヤンドしている感”が得られて、大変気に入った次第です。
【使用例】
自分はPBタイプの低音弦側PUのすぐ隣(リア寄り)に取り付けています。
こういう感じ。
ピックを挟みやすいように、ピックガードのネジを1本外してます。
こだわりとして、ネジ留め部が指側にくるようにもできるんですが、ネジ留め部はボディ中央側に向けて留めています。
そしてPU側面(親指が乗る部分)とツライチになるように位置を決めています。
親指はPUにいますが、右手を少しリアに向けて傾けて弾くことが多いので、ピッキングした指はレストに当たって止まる感じです。
弾きながら若干リア寄りのレストに親指を移動することもあります。
5弦JBタイプにも同じように取り付けようかと思ったんですが、JBタイプはフロントPUとリアPUの間にピックガードによる段差があり、
・その厚みの分を埋めてレストをネジ留めするのが面倒だった
・B弦をピッキングするときはリア寄りを弾くことが多い
という理由で、リアPU低音弦側のすぐ隣(フロント寄り)に取り付けました。
5弦JBタイプに取り付けるのもお気に入りです。
でも、4弦JBタイプだったら、やはりPBタイプのように、フロントPUの隣に取り付けたい気がしますね~。
今回はこんなところで。