現在のメインベース Mike Lull P4の紹介、続きます。
早速ですが
【びみょーな点】
購入後、バンドで2回ほどスタジオに入って思ったのは
①トーンの効き方が好みでない
②ボリュームを絞ったときに、ツマミの回し具合とボリュームの変化の具合に違和感がある
③ローが絶対的に足りない
この3点です。
試奏の段階である程度分かってはいたんですが、
スタジオでメンバーと一緒に音を出してみて、確信に変わったり改良を決断した、
という感じですね。
それぞれにどう対処したかの紹介です。
まずは①から。
【トーンいじりたい派】
自分は曲ごとに(というか曲中にも)結構トーンをいじります。
「新しい弦だからいつもよりバズが気になるけど、弦高はあげたくない…」とか
「バラード系の曲でフィンガリングのカチカチが気になるけど、それが気にならないところまでトーンを絞ると、モッコモコで音程感がなくなってしまう…」とか
思ったことありません?
ということで、コンデンサーを交換しました。
【Vitamin Q】
デフォルトはフェンダー系らしくセラミックの0.047μFで、よく言えばビンテージ感のある音でした。
手持ちのものをいくつか試して、ビタミンQの黒いの(いわゆる東一のビタQってやつ。弟のMomoseのストラトについてたやつだったかな?)の0.047μFがいい感じだったのでつけてます。
「トーン5〜7くらいにして古めのロックっぽい曲を指で弾くときの、カリカリ感はないけどハイミッドが削られすぎず抜ける音」になってよかったです。
同じ0.047μFのオレンジドロップ、トロピカルフィッシュ、0.033μFのオレンジドロップも試したんですが、どれも何となく「艶がない」と言いますか、ボソボソとしてモチモチしないと言いますか、弾力のない感じに聴こえました。「オイルコンデンサ」という言葉の雰囲気のせいかな…笑
ビタミンQがとりあえず一番よかったです。
プレベタイプはピックガードのネジを全て外さないとキャビティ内をいじれないので、頻繁に交換はしたくないですね…実験もそこまで取っ替え引っ換えせずに、一度全て試して、一番よかったビタミンQに決定!もういい!って感じでした。笑
トーンのコンデンサーだけでだいぶ長くなってしまったので、続きはまた次回以降にします。